認知症の在宅介護は決して難しくはない!!

3分の1超の人が半日以上介護をしている時代

家族が認知症と診断されて大きな不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。介護のために仕事を辞めてしまう介護離職や高齢者同士による老老介護が大きな社会問題となっていることは理解している人がほとんどでしょう。さらには介護疲れにより家族が自殺を図ったり、要介護者を殺してしまう事件も相次ぎ、明日は我が身と考えても不思議ではなく不安を抱える人が多いのも無理はありません。認知症をはじめ要介護者と同居している家族の4分の1が終日介護をおこなっており、半日おこなっている人はおよそ9.6パーセントですから、全体の3分の1を超える人が1日の半分以上を介護に費やしているというのが日本の現状なのです。

家族であっても認知症介護は大変

介護のために割いている時間が半日以上ということは、時間的な負担から体力を消耗するだけでなく、家族を精神的に追いつめてしまうこともあるでしょう。半日から終日介護をおこなっている家族の7割が悩みやストレスがあると答えています。中でも認知症は特有の記憶障害があるため、家族であっても会話を交わすのはかなりの精神的負担となり、さらに徘徊への注意を払わなければならないため、毎日相当なストレスを抱えている人も多いのですよ。

在宅介護は無理な話ではない

それでは、認知症患者を抱えた家族はみな介護に苦しむ日々を覚悟しなければならないのでしょうか。家族が認知症について正しく理解したうえで、さまざまな福祉サービスを上手に利用していけば、自分の時間をしっかりと持ちながら、自宅で介護を続けていくことはできますので、家族が自宅で介護をするということは決して難しくはないといえるでしょう。また、施設に任せきりにしている家庭に比べて、在宅のほうが病気の進行も緩やかに経過する傾向にあるため、今ある暮らしを守りつつ、5年、10年と見守っていくことも十分に可能でしょう。

介護の求人は、幅広い年齢層で募集が行われています。その理由は、老人介護支援関連のほとんどで人手不足の状態が続いているからです。